きのっぴ226の株主優待たまに旅行ブログ

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セゾン投信を解約した話

セゾン投信のグローバルバランスファンドを6年くらい積み立てていました。最初は月に1万円からコツコツと積み立てて、ここ1年くらいは月3万円に増額しており、総積立額は100万円に届くか届かないかくらい。口座残高は125万円くらいになっており、25%くらい増えていました。

セゾン投信とひふみプラスに1万円ずつ積み立てを始めたのが投資の始まりで、ひふみプラスは2~3年運用して途中で解約してしまいましたが、セゾン投信はずっと持ち続けるつもりで積み立てており、投資成績がマイナスになったのは英国のEU離脱が決まった直後くらいで、それ以外は常にプラス収支で安心して投資続けられる優良投信でした。

しかし、6月28日に開催されたセゾン投信株主総会で、セゾン投信の生みの親である中野晴啓氏の退任が決まりました。6月中旬にはすでに親会社であるクレディセゾンの意向で中野氏がセゾン投信の会長を更迭されるとの記事が出ていましたが、株主総会を経て正式に決まった形です。

中野氏は「積立王子」の異名を持ち、セゾン投信を設立して証券会社や銀行を介さずに投資信託を販売する直販方式で運用資産を増やしてきた投信業界の草分け的存在です。私は投資信託を買おうと思って色々調べていた当時、中野氏が著した本を読んでセゾン投信に積み立てることを決めたのです。

投資信託協会の次期副会長に内定していた中野氏を解任したことで業界内では激震が走っており、HCアセットマネジメントの森本氏の中野氏解任を非難する記事がYahooニュースに4回も載ったくらいです。

中野氏が退任したとはいっても、運用方針がいきなり大きく変わることはなく、運用手数料が上がるようなことはないのかもしれません。解約が相次いだとしても、それだけが原因で基準価格が大幅に下がるようなこともないのでしょう。

それでも、親会社であるクレディセゾンの「クレジットカードの顧客基盤や金融機関との提携を生かし、販路拡大に取り組む」という方針は、直販で顧客とつながっていたセゾン投信のこれまでの路線とは真逆と言ってよく、今後どうなっていくのかは見通すことが出来ません。

6年も積み立てて、利益もだいぶ出ているのにもったいないという思いも頭をもたげましたが、もともと非課税口座でもなく、利益が出れば出るだけ現金化する際に高い税金を取られるので、どうせならこのタイミングで資金を来年から始まる新Nisaの非課税枠に移し替えていこうと思っています。

ちょうど新Nisaの積立Nisa枠をどうしようか迷っていたので、今回解約して得た資金を使って、月に5万円ずつ新Nisaで積み立てていくつもりです。もちろんセゾン投信以外の投資信託に。

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