ＴＰＲ（6463）から2023年3月末権利確定分の株主優待品（お米券）が届いたのでご紹介します。ＴＰＲは東京都千代田区に本社を構える会社で、自動車のエンジンに欠かせない部品であるピストンリング生産の首位級です。自動車の部品を作っていることから、世界的な自動車の売れ行きによって大きな影響を受けると思慮されます。
株主優待は年に1回、3月末が権利確定日で、持株に応じたお米券が届きます。
100株～3枚
500株～6枚
1000株～10枚
我が家は100株を現物保有しているため、3枚のお米券が届きました。
お米券ってお米にしか使えないわけではなくて、店舗によっては食料品全般に使えたりもします。1320円相当なので、1000円のクオカードを貰うよりこっちの方がありがたいですね。
ＴＰＲの直近の株価は1593円なので、株主優待の権利を取得するためには15万9300円の投資が必要となります。年間配当予定額は6000円で、現在の株価を前提とした配当利回りは3.77％となかなか高配当。年に一度1320円相当のお米券が貰えるので、年間配当＋優待利回りに換算すると4.6％になります。
チャートに目を向けると、コロナ前には2000円を超えていた株価がコロナで1200円を切り、じわじわ上がったり下がったりを繰り返しながら、現在はコロナ前の株価への戻りに向けて順調に上がっている途中のように見えます。財務状況も問題なさそうですし、自動車の販売台数には左右されるものの、今の株価はまだ割安と個人的には考えています。
実は昨年1200円で買い、1350円くらいまで上がったので一度売り、その後今度は1200円を切ったのでいくらなんでも安いと思い再度購入した銘柄です。購入時の株価で計算すると配当利回りは5％を超え、株価も4万円以上値上がりしているので、どうせなら後200株くらい買っておくべきだったかと後悔しています。まあ、そんなに気軽に何十万も費やせるほど資金的に余裕がないんですけどね。
もともと配当利回りが高くてなおかつ株主優待を実施しているところを探していて発掘した銘柄なので、お米券3枚程度と言えど、株主優待はこのまま続けてほしいところ。最近は優待廃止する企業が増えていますからね。優待廃止と合わせて配当増額を発表する企業が多いですが、配当は業績によって毎年変動があって当てにならないから、優待の価値と同額の増配なら、断然優待の方がいいです。
ＴＰＲについては、大きな減配や配当を廃止しない限り、このまま持ち続けるつもりです。
