12月に山喜(3598)から2022年9月期の株主優待券(2,500円相当)が届いていました。山喜は大阪府大阪市に本社を構える紳士用カジュアルシャツの大手です。株主優待は3月末、9月末の年2回届きます。
・100株以上 ~1,000円相当
・400株以上 ~2,500円相当
・2,000株以上 ~5,000円相当
・6,000株以上 ~7,500円相当
・10,000株以上~12,500円相当
※400株以上保有者は、2,500円相当のオーダーシャツ割引券も贈呈されます
400株保有しているため、2,500円相当の優待券とオーダーシャツ割引券が届きました。店頭でも利用できますが、山喜のインターネットショッピングサイトでも注文可能です。2,500円ぴったりでなおかつ送料も無料の商品が掲載されているため、いつもインターネットで注文しています。オーダーシャツ割引券は今のところ利用したことがありません。
山喜はコロナ禍に伴う紳士用品の需要不足もあり、業績不振で赤字が続いており「継続前提に重要事象」がついています。最新の会社四季報によれば百貨店や量販店の需要回復により黒字の目途がついたようなことが書いてありましたが、依然として先行きは不安な企業だと思います。
株主優待銘柄としては定番で、私も優待投資を始めたころから保有している(正確には一度売却したのち買い戻していますが)銘柄です。
過去には業績不振の影響もあり優待を改悪されたことがあり、200株で2,500円相当の優待券がもらえていたのが、400株で2,500円相当に変更されたことがあります。これ以上はなんとか踏ん張って優待廃止だけは避けてほしいところ。
2022年の終値は133円でした。400株保有して2,500円相当の優待券を貰うためには53,200円の投資が必要となります。配当については随分前から無配が続いています。
年に2回もらえる優待の価値に基づく優待利回りは、100株保有の場合は年間2,000円相当の優待券となるので、優待利回り15%、400株保有の場合は年間5,000円相当なので優待利回り9.4%と10年保有していれば元が取れる計算です。
無配となり、優待が改悪されてから株価はほぼ半値の水準となり、そろそろまた改悪されるのではないかとビクビクしています。今度改悪されたらさすがに売ってしまおうかと考えています。