ラグジュアリーカードの特典に、国立美術館無料鑑賞というのがあります。
全国の国立美術館の所蔵作品展を会員と同伴者1名まで無料で何度でも鑑賞できるというもので、Gold、Black Card会員は企画展も同伴者1名まで無料となります。
私が住んでいる東京だと、
の3か所あり、チタンカード会員は、同伴者1名まで所蔵作品展を何度でも鑑賞できます。
今回、丸の内に用事があったことから、足を延ばして皇居にほど近い北の丸の東京国立近代美術館に行ってきました。
まず目に入るのは、「宇和島駅」のネオン。
東京のど真ん中でなぜ宇和島駅・・・。
調べたところ、大竹伸朗展の展示の一部だそうです。なんでも、本物の宇和島駅で使用されていたものだとか。
この違和感が面白くて、周りの美術館にきた人もみんな写真を撮っていましたね。
チケット売り場の窓口でラグジュアリーカードを呈示し、
「所蔵作品展をお願いします。」
と言ったところ、窓口の係員がカードを決済用端末に差し込もうとしたので、
「このカードで無料で入れると聞いたのですが。」←全くラグジュアリーでない
とすかさず指摘。
慌てて何かの資料を見て確認する窓口の係員。
「所蔵作品展はご鑑賞いただけます。このままお入りになり、入口の係員にカードをご呈示ください。」
と言われてそのまま建物の中に入り、美術館の入口に立っている係員に再びカードを呈示して中に入りひと安心。
そもそも、ラグジュアリーカードで美術館に入る人があまりいないから係員も慣れていないのでしょうね。
何万円も払ってラグジュアリーカードに入会するような人は、500円の入館料をケチって美術館にタダで入りませんよね多分(笑)
ちなみに、通常お金を払って入館する際にはチケット売り場で入館のチケットやパンフレットを渡されると思いますが、カードで入った際にはチケットもパンフレットも渡されず、手ぶらで入りました。言えばくれるのかもしれませんが。
今回はチケット売り場、入口と2回カードを呈示しましたが、チケットをくれるわけではないのでチケット売り場についてはスルーしてよさそうです。
所蔵作品展は2~4Fで、上から順番に見ていきました。
鑑賞中の人は思ったよりたくさんいて、各階に10名以上はいる感じでした。
ものすごくシーンとしていて、物音を立てるのも憚られる雰囲気。誰も写真を撮っていないので、そこかしこにいる係員に写真を撮ってもいいか聞いたところ、撮ったらダメな展示物には撮影不可のマークがついており、それ以外は大丈夫とのこと。周ってみた感じ9割方は撮影可のようでした。
美術館って久しぶりに入りましたが、係の人がたくさんいるんですね。各階に何人もいて、
なにか美術品を売りつけられるんじゃないか
と思うほどです。
美術に関する知識が豊富で、聞けばなんでも教えてくれるのでしょうねきっと。
誰も話しかけてはおらず、係員はみんな暇そうにパイプ椅子に座ってじっとしていました。
所蔵作品展は絵画が中心ですが、写真や掛け軸、彫刻等さまざまな展示物があり、とても見応えがありました。時間が経つのが早く、外に出るともう夕暮れ。
あまり時間がなく、ゆっくり鑑賞できなかったので、今度もう一度来てじっくり鑑賞したいと思っています。
国立西洋美術館と国立映画アーカイブについても、近くに行く用事があれば立ち寄ろうと考えています。