オリックス(8591)から2023年の株主優待が届きました。オリックスは2024年贈呈分を最後に株主優待の廃止を発表しているので、今回を含めてあと2回で終わりとなります。夫婦でそれぞれ100株保有していて、せっかく夫婦とも長期優待の対象となったのに、来年で終わりとは寂しいですね。
オリックスの株主優待で届くふるさと優待カタログは、結構良いものが貰えるのでお気に入りの優待でした。3年以上保有するとカタログの中身がグレードアップします。
もう終わってしまう優待ですが、参考までに3年以上保有者向けのカタログの中身を少しだけご紹介します。
今回頼んだのは、こちら↓
東京に住んでいるのに東京のふるさと優待品を頼むのもなんだかなとは思いますが、スープストック東京のスープが大好きなんですよね。どれを飲んでも全部美味しい。東京ボルシチとかオマール海老のビスクに、パンをつけて食べると最高です。
子どももスープ好きなので、ホントにあっという間に全部なくなってしまいました。
ちなみに、オンラインショップだとスープが8個セットで5750円なので、今回の優待品のスープ×10個、パン×4個だと8000円から9000円相当くらいでしょうか。100株保有でもらえる優待品としては破格な気がします。
ちなみに、もう1単元分は10キロ分のお米を頼んでおり、10月~11月頃に到着予定となっています。
直近のオリックスの株価は2688円なので、来年で終わりとなった優待品をもらうためには26万8800円の投資が必要となります。年間配当は9400円で、配当利回りは3.5%となります。毎年安定して高配当ですが、優待を廃止して配当や自社株買いによる株主還元に集中するとのことなので、来年以降の増配も見込めそう。
業績は直近の四季報を見ると、「最高益更新」「増配」と景気のいい文言が並んでいました。コロナ給付金の支払い減少や、インバウンドの回復による影響、ホテル事業、リース事業も回復し、好調のようです。
昨年と比較して840円の増配予定となっていますが、これくらいの増配では毎年優待品を貰っていた個人投資家からすると物足りないのも確かだと思います。来年の最後の株主優待後からどのくらい増配していくのか見ものですね。
チャートに目を向けてみると、2018~2020年までは1500円~2000円のボックス圏内で上げ下げしていましたが、コロナショックで一気に1200円くらいまで下落、その後コロナからの回復と歩調を合わせてじりじりと上がっていき、今ではコロナ期の2倍を超えて推移しています。
個人的には、コロナ前から株主優待は良い物が貰えるし、配当利回りも高いしで、「なんでこんなに株価が低いんだろう?」と思っていた銘柄でしたが、思惑どおりに上昇したため、100株は利益確定し、今は夫婦二人で1単元ずつ保有となっています。
こういう絶対上がると確信していた銘柄を1万株くらい買える資金力があれば1千万円くらい利益が出ていたのにと思いますが(笑)、私のような庶民はコツコツと優待を楽しみながら利益を積み上げていくしかないようです。
おそらく来年の最後の優待の権利確定後は一度大きく値下がるのは確実だと思うので、その前に売ってしまって下がったところを新Nisaで保有しようかなと考えています。