東邦システムサイエンス（4333）から2023年9月末権利確定分の株主優待（クオカード2000円分）が届いたのでご紹介します。東邦システムサイエンスは東京都文京区に本社を構える情報通信業で、ソフトウェア開発会社です。株主優待は9月末権利確定分の年1度、100株以上保有で2000円のクオカードが届きます。太っ腹ですね。
100株保有（期間保有等の条件なし）で2000円分のクオカードを送ってくれる企業は珍しいですね。クオカードは使い勝手が良いので重宝します。配当と違って税金も取られないですしね。
東邦システムサイエンスの直近の株価は1223円なので、株主優待を貰うためには12万2300円の投資が必要となります。配当は年間4000円出しており、配当利回りが3.27％と悪くありません。2000円分の株主優待を加えると、年間配当＋優待利回りは4.91％となります。十分な水準なので、個人的には満足しています。現在数千円の含み損状態ではありますが、配当と優待を考えるとペイできている感じです。
チャートに目を移すと、今年の上半期には700円前後だったのが、8月には一時1300円くらいまで急騰しています。株式の分割（1株→1.5株）と増配が好感されたみたいです。以前から持っていればウハウハなのかもしれませんが、私が購入したのは残念ながら急騰後に株価が落ち着いてからでした。
最新の四季報で業績を確認したところ、「足踏み」となっていました。業績は大きく伸びてはいませんが、安定してるようです。行政手続きのオンライン化やＤＸ化の流れにうまく乗れれば順調に伸びていきそうです。
財務状況を確認してみると、自己資本比率が69.6％で有利子負債はなく、利益剰余金は潤沢です。ROE13.2%、ROA8.7%という数字を見ても、優良企業と言えそうです。
情報通信業は浮き沈みの激しい業界なので注意深く業績を見ていく必要がありますが、少なくとも配当水準が大きく下がったり、株主優待を廃止したりしない限り持ち続ける予定です。
