穴吹興産（8928）から2023年の株主優待品が届いたのでご紹介します。穴吹興産は高松市に本社を置く四国の不動産会社で、株主優待は権利確定日が6月末、毎年10月くらいに優待品が届きます。100株以上の株主は3000円相当の選択型ギフトからひとつ選べます。我が家は夫婦で1単元ずつ保有しているため、2つ優待品が届きました。
今年はサバ塩、サバみりん、カレイ、さわら、アジの開きの5種でした。去年とは微妙に違うラインナップな気がします。この「梅のや」の一夜干しは本当に美味しくておススメです。毎年楽しみにしています。ふるさと納税でも貰えるみたいなので、来年は頼みたいと思っています。美味しい焼き方を解説した紙も入っていました。
以前はドリップコーヒーと蜂蜜のセットの時もありましたが、今年はパウンドケーキとのセットで珍しいので頼んでみました。ドリップコーヒーは特筆するほど美味しいわけではありませんが、安定のお味です。パウンドケーキはずっしり重く、中にレーズンやオレンジピール、チェリー、パイナップル、レモンピール等のフルーツが練りこまれていてとても美味しかったです。
穴吹興産の直近の株価は1983円で、株主優待の権利を取得するためには19万8300円の投資が必要となります。一時は2400円を上回ったこともありましたが、最近は2000円前後でウロウロしていますね。
年間配当は5800円出しており、配当利回りは2.92％、優待品を3000円相当として計算すると、年間配当＋優待利回りは4.44％となります。悪くない水準ですね。
業績は、最新の四季報によれば、建築費などの原価高で採算が悪化し、営業益大幅減となっています。穴吹興産はマンション分譲のほかにマンション向けの電力供給業や人材派遣、ホテル運営など四国で手広く事業を展開していることから、マンション分譲が軟調でもほかの事業でカバーして頑張ってほしいです。
穴吹興産は配当もそれなりに出ていますし、優待品も毎年楽しみにしており、購入してから株価が買値を下回ったことのない優良銘柄です。多少株価が下がったとしても、このままの配当と優待を維持してくれている限り、ずっと保有し続けると思います。
